高倉宮の綾杉一本 |
高倉の樟は境内にある五木の老大樹で、最大のものは胸高周囲11メートルもあり深遠な社業をつくり社祀の古さを物語っている。 高倉神社の綾杉は、この神社の神木とされてきた杉の大木で一度大友宗麟の兵火にあって焼け残ったが樹幹の一部から枝が繁茂し現在に至っている。胸高周囲約6メートル、樹高17メートルに達する。 高倉神社は、土産(うぶすな)神の大倉主と莬夫羅(つぶら)姫の二神を祭り、以前は神宮寺として多くの坊を有していたが永禄二年(1559年)に大友宗麟の軍勢に焼かれ、その後、宗像氏、小早川氏、黒田氏等の力で復興された。 毘沙門天像は高さ2.3メートルの立像で延徳3年(1491年)大江貞盛の鋳造にかかるもので芦屋鋳造関係の貴重な資料である。 |
【2006.09.01 Friday 13:26】 author : takakurajinja
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